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15日付のDNAインフォによると、今月11~13日の3日間で合成大麻「K2」の摂取により中毒症状を起こし、病院の救急室に搬送された人の数は130人で、6月の1カ月間の140人とほぼ同数に上ったことが、ニューヨーク市保健衛生局(DOH)の調べで明らかになった。
これは、12日にブルックリン区ベッドフォード・スタイブサントの路上で中毒症状を起こす人が集団で発見され、33人が病院へ搬送された事件が起因している。
同エリアは、昨年からK2を販売する小売店が増加して「K2天国」と呼ばれるようになり、それに伴い使用者も急増している。この3日間に中毒症状を起こした半数が、同区ブッシュウィックやウィリアムズバーグ、ベッドフォード・スタイブサント、クラウンハイツから病院へ救急搬送されたという。
K2は合成大麻と呼ばれているが、実際は成分を大麻に似せた合成薬物で、危険性が非常に高い。市では昨年よりK2を販売する小売店などへの取り締まりを強化した結果、救急搬送者数は、調査における昨年同時期と比べて85%減少したと発表した。しかしK2の密売人や小売店がエリアを移動しており、新たなエリアでの取り締まり強化が求められている。
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