ニューヨーク州選出の民主党上院議員チャールズ・シューマー氏は26日、トライステートエリアを拠点とするラジオニュース局WCBS800に出演し、電子たばこ(Eシガレット)の製造業者が子どもを対象としたマーケティングを行うことは法律で禁止されるべきだと語った。
たばこ製造業者は、子どもを対象としたたばこのマーケティングを行うことを法律で禁止されているが、これと同じ規制をEシガレットにも拡大して適用するべきであるとシューマー氏は訴えた。
Eシガレット製造業者は、若年層の売上を拡大するために、グミベアーやチョコレート、バブルガムなど子どもが好むフレイバーの製品を製造しているという。最近の報告書によると、10代の子どもたちの間でのたばこの需要は減少しているものの、代わりにEシガレットの需要が増加していた。
シューマー氏は、「Eシガレット製造業者は一線を踏み越えている。子どもたちをたばこ中毒にするために、あのような製品をマーケティングしている。連邦政府が責任転嫁し見て見ぬふりをすることを望んでいるが、そのようなことはあってはならない」とEシガレット業界と戦う姿勢を示した。