安保理、北朝鮮への対応取れず

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共同通信
国連本部で開かれた北朝鮮対応を協議する安全保障理事会の緊急会合=21日、米ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は21日、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射への対応を協議する緊急会合を開いた。多くの理事国がミサイル発射を非難し、米国は議長声明の採択を訴えた。北朝鮮寄りの中国とロシアは抵抗し、具体的な対応は取れなかった。

 今年に入って北朝鮮に関する安保理会合は10回目。安保理の機能不全が顕著となっており、先進7カ国(G7)外相は20日の共同声明で安保理による北朝鮮への「重大な措置」を求めていた。

 会合後、日米韓やインドなど計14カ国は北朝鮮を非難する共同声明を発表した。