維新・前川氏の被告人質問を実施

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共同通信

 昨年10月の衆院選で公示前に自身への投票を呼びかける文書を送ったとして、公選法違反(事前運動、法定外文書頒布)の罪で在宅起訴された日本維新の会の衆院議員前川清成被告(59)の被告人質問が22日、奈良地裁で実施された。

 弁護士でもある被告は初公判で「公選法が禁止するような行為は何もしていない」と起訴内容を否認し、無罪を主張している。

 起訴状によると被告は昨年10月14日、「選挙区は『前川きよしげ』、比例区は『維新』とお書き下さい」と記載したはがきなどが入った封書35通を発送したとしている。