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共同通信
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【シエムレアプ共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議が23日、カンボジア北西部シエムレアプで開かれた。日米中韓ロも参加する枠組みで、ロシアによるウクライナ侵攻を主に討議した。外交筋によると、米国や日本などはロシアを非難し、中国も懸念を表明。一方、ロシアは和平の用意があるとしながらも、米欧が妨害していると主張した。
ロシアから出席したフォミン国防次官は「建設的な和平交渉は歓迎するが、西側諸国とウクライナ政府は興味を示していない」と批判した。
これに対し、オースティン米国防長官は「ロシアによる無謀な戦争」を非難し、ウクライナ支持を呼びかけた。