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共同通信
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【ロンドン共同】英国のジョンソン元首相は23日までに、2月のロシアによるウクライナ侵攻を巡り、フランスが直前まで、実際に侵攻に踏み切るとの見方に否定的だったと述懐した。ドイツが当初、侵攻を「早く終わらせる」ことを望んでいたとも述べた。米CNNテレビ電子版が、系列メディアの取材内容として報じた。
ジョンソン氏は、侵攻後は各国がウクライナ支援で結束していると強調したが、発言は当初、足並みの乱れがあったことを示し、波紋を呼びそうだ。
各国が連携を強めていった背景については「この男(ロシアのプーチン大統領)と交渉するのは不可能で、選択肢がなかった」と指摘した。