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共同通信
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大西洋クロマグロの資源管理を議論する大西洋まぐろ類保存国際委員会は年次会合で、東大西洋・地中海のクロマグロについて、日本の2023~25年の年間漁獲枠を22年比295トン増の3114トンにすると決めた。水産庁が24日発表した。資源が回復傾向にあるとの評価を踏まえた。メバチマグロとキハダマグロの漁獲枠は前年から据え置いた。
クロマグロは高級なすしネタとして人気が高い。大西洋クロマグロは東大西洋・地中海と西大西洋に分けて漁獲枠を管理している。東側は23~25年の全体の漁獲枠を22年比12.7%増の4万570トンに拡大した。西側は前年の2726トンを維持した。