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共同通信
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岸田文雄首相の衆院議員事務所は24日、昨年10月の衆院選に伴う選挙運動費用収支報告書に添付した領収書の一部にただし書きが記載されていなかった問題で、不備を認めるコメントを発表した。首相自身も「不十分な点を確認している」と記者団に述べ、再発防止を事務所に指示したと明らかにしていた。2022年度第2次補正予算案が25日から衆院予算委員会で審議されるのを前に沈静化を図った形だ。
コメントによると、ただし書きの記載がない領収書は98枚あり「領収書発行者の手間になるが、きちんと書いていただくようにしなければならない」と説明。宛名がないものは「適宜対応する」とした。