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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのモナスティルスキー内相は23日、ロシア軍による同日の電力インフラなどへのミサイル攻撃で少なくとも10人が死亡したと指摘した。全土で停電が発生し、首都キーウ(キエフ)では同日朝の時点で7割の市民が電気を使用できていない。24日で侵攻9カ月。気温が氷点下となる日も多い中、市民生活に深刻な影響が出ている。
23日の攻撃は、ウクライナと送電網がつながる隣国モルドバにも波及し、多くの地域で停電が起きた。同国のサンドゥ大統領は23日「ロシアはモルドバを暗闇と寒さに閉じ込めた」と非難した。