ジャパン・ソサエティー(JS)は21日、講演・試食会『喫茶店:その歴史と食文化』を開催する。
日本で最初にオープンした喫茶店は1888年(明治21年)に上野で開店した「可否茶館(かひさかん)」。純喫茶に始まり、自家製または近くの農家で採れた新鮮野菜を使った自然派の縄文ランチや和風軽食を提供する和風喫茶店から、動物と触れ合える癒しカフェ、漢方茶や薬膳スイーツなどを提供する漢方カフェまで、100年以上の歴史を持つ喫茶店は日本の食文化と共に様々な進化を遂げてきた。同イベントでは、「Coffee Life in Japan」著者であり、ボストン大学文化人類学教授のメリー・ホワイト氏招き、日本独自のスタイルを構築し続ける喫茶店の食文化を歴史と共に紹介する。講演後には、喫茶店の代表的なメニューであるショートケーキ、ナポリタン、カツサンドなどの試食もできる。
入場料は一般16ドル、JS会員・学生・シニアは12ドル。一般参加申し込み・問い合わせは電話(212―715―1258)にて。詳しくはwww.japansociety.orgを参照。
日時:5月21日(木)
午後6時半~8時半
(受付は午後6時~)
場所:ジャパン・ソサエティー
333 E 47th St(bet 1st & 2nd Ave)