Published by
共同通信
共同通信
クーデター後国軍が実権を握るミャンマーで抗議デモを撮影中に一時拘束されたドキュメンタリー制作者の久保田徹さん(26)が28日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、日本政府に対し「ミャンマー国軍の抑圧を強い立場で非難すべきだ」と訴えた。
久保田さんは7月、ヤンゴンで抗議デモを撮影していた際に拘束された。扇動罪などで計10年の禁錮刑を言い渡されたが、「恩赦」として11月17日に解放した。
日本政府に対し「ミャンマーとは経済的なつながりが大きく日本の存在感は大きい。不当に拘束されている人の解放や民主的な政権の樹立を強い立場で呼びかけてほしい」と求めた。