Published by
共同通信
共同通信
ロシア外務省のザハロワ情報局長は29日、ロシアは米国との核軍縮合意、新戦略兵器削減条約(新START)を「予見可能性を確保し軍拡競争を防ぐ重要な手段とみなしている」と表明、今後も順守する姿勢を示した。通信アプリへの投稿で表明した。
条約が定める核兵器関連施設の相互査察再開を29日から話し合う予定だったエジプト・カイロでの米ロ会合をロシアが延期した理由について、ウクライナ侵攻を巡る米ロの激しい対立を背景にした「米側による極めて有害で敵対的な対応」に原因があると説明。「2023年には米国が誠実な条件づくりをするよう期待している」とした。(共同)