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共同通信
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中国の孔鉉佑駐日大使は1日、東京都内で共同通信の単独インタビューに応じ、中国で新型コロナ対策への反発が拡大していることについて「民衆の訴えに政府として注意深く配慮し、対策の最善化を図る」と述べ「(制限)緩和の方向が基本方針」と強調した。10月に3期目の習近平指導部が発足後、日本メディアのインタビューに応じたのは初めて。
孔氏は、日中間の人的往来は「個人的な見方だが、そう遠くない将来に本格的に回復する段取りになると信じている」と述べ、近く本格再開することに強い期待感を示した。新型コロナ流行下で民間交流や食品輸入禁止措置の交渉などが停滞したと指摘した。