メイシーズがアウトレット進出 まずはNYでテスト運営

オハイオ州シンシナシティに本拠地を置く、1858年創業のデパートメントストア「メイシーズ」が5日、アウトレット形式の「メイシーズ・バックステージ」をオープンすると発表した。テスト店舗4店をニューヨークへ置き、市場拡大を狙う。
ブルックリン区シープスヘッドベイ、クイーンズ区エルムハースト、ロングアイランド、ハンティングトンのショッピングモール、同じくロングアイランドのニューハイドパークにあるショッピングセンターへ今秋より展開する。人気の有名ブランドを中心に20%から80%オフの商品を提供し、各店舗の規模は従来のメーシーズより少し小さくなるが、同じように衣服、靴、貴金属、ファッションアクセサリーと家庭用品を扱うという。
それぞれの店舗には、大きくゆとりをもって作られたフィッティングルームと無料のWi-Fiが設置される予定だが、少なくとも1店舗ではカフェの営業も検討されている。
同社は4カ月前に、この形態のビジネスを開始することを発表しており、サックス・フィフス・アベニューの「サックス・オフ・フィフス」やノードストームの「ノードストーム・ラック」に殴り込みをかける。