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共同通信
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【カブール共同】アフガニスタンの首都カブールで2日、要人を狙った襲撃が相次いだ。主要な武装勢力の一つ「ヒズビ・イスラミ(イスラム党)」指導者のヘクマティアル元首相がいたモスク(イスラム教礼拝所)近くで爆発があったが、元首相は無事だった。パキスタン大使館では、ニザマニ駐アフガン代理大使を狙った発砲があったものの、同氏も無事だった。地元民放トロテレビなどが伝えた。
モスク付近の爆発では元首相の護衛1人が死亡、2人がけがを負った。車が爆発し、自爆テロ犯とみられる2人組がモスクに入ろうとしたが、銃撃戦となり殺害された。ニザマニ氏をかばった警備員1人も重体。