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共同通信
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【ワシントン、ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は2日、ロシアへの追加制裁として先進7カ国(G7)と検討しているロシア産原油の上限価格で合意した。EU議長国のチェコが明らかにした。EU筋によると価格は1バレル=60ドル(約8千円)。G7も適用する見通しで、5日に導入する。生産を維持できる価格水準を保ちつつ、ロシアの主要な収入源に打撃を与えて戦費調達を妨げる狙いがある。
新たな制裁は、上限価格を上回るロシア産原油の海上輸送に関する保険や海運、融資などを認めない仕組み。上限は2カ月ごとに見直す。ロシア産の市場価格を5%は下回るように調整機能も設ける。