米ロ首脳の対話、機熟さず

12/02/2022

　【ワシントン共同】米国家安全保障会議（NSC）のカービー戦略広報調整官は2日、オンライン記者会見で、バイデン大統領がウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領と会談する可能性について「現時点では対話する意思はない」と述べた。「プーチン氏は不当な戦争を継続している」として対話の機は熟していないと説明した。

　バイデン氏は1日、プーチン氏が戦争を終わらせる意思があるなら「話す用意がある」とする一方、近く会談する具体的な計画はないと語った。

　カービー氏は「プーチン氏は対話に関心を示していない。それどころか民間インフラを損傷させ、市民を殺害している」と指摘した。