DNA鑑定から衝撃の事実 NJで父親の違う双子

 2013年にニュージャージー州で生まれた双子の女の子が、それぞれ別々の父親を持つということがこのほど行われたDNA鑑定により発覚し、波紋を呼んでいる。
 ニューヨーク・ポストによると、話題になっているのは2013年1月に生まれた双子の姉妹。2人の出生時は母親と父親は内縁関係にあったが、その後2人の関係がこじれ、昨年10月になって母親が父親に養育費を請求した。よって家庭裁判所の命令のもとDNA鑑定が行われたが、その結果、双子の父親とされていた男性はうち1人の子どもとしか血縁関係がないことが発覚した。鑑定が行われる前、元内縁の夫であるこの男性が2人の父親だと主張していた母親は、この結果を受けて、他の男性とも同時期に性交渉を行ったことを認めた。
 双子であるにも関わらず父親が異なる姉妹が生まれることは非常に稀で、1万3000組に1組の確率だとDNA専門家、カール・ハンツ・ワールジンガー氏は話している。現在のところ記録されたデータは集められていないが、不妊治療や排卵促進剤などの影響で最近このようなケースがよくみられるようになったという。
 なお、裁判所は父親の養育費負担は血縁関係のある片方の子どもの分が妥当だと判決を下した。もう一人の子どもの父親は判明していないという。

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