自民、被害者救済新法の修正提示

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共同通信

 自民党の茂木敏充幹事長は5日、立憲民主党の岡田克也、日本維新の会の藤田文武両幹事長と国会内で会談し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡る被害者救済新法の法案の修正案を提示した。寄付勧誘時の配慮義務を順守しなかった場合の勧告や公表などの手続きを盛り込むと説明。与党は10日までの会期内成立を目指し、環境整備を急ぐ意向だ。

 岡田氏は会談後、修正案に関し「歩み寄りは評価するが、不十分だ」と指摘した。法案への賛否は明言しなかった。藤田氏は「調整に苦心し、一歩前に進めたところは評価したい」とした。