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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は5日夜のビデオ声明で、ロシア軍が同日の攻撃で全土のインフラ施設などに撃ち込んだミサイル70発のうち「大半を撃墜した」と軍の功績を評価する一方、4人が死亡したと述べた。ロシア軍は10月以降、エネルギー施設への攻撃を繰り返し、約半数が停止。冬を迎えて市民生活に多大な影響が続いている。
電力会社ウクルエネルゴは5日、電力施設が十分に稼働できず、全土で緊急停電が発生すると警告した。病院や水道施設などの公共インフラに優先的に供給するとした。
隣国モルドバの政府は、国境近くでミサイルの一部が見つかったと明らかにした。