レシピを盗まないで! 人気中華料理店が元シェフ訴え

 ブルックリン区の中華料理店が、ライバル店に対して人気メニューのレシピを盗んだと主張していると、14日付けのデイリー・ニュースが伝えた。
 ウィリアムズバーグの人気レストラン、エムシャンハイとエムヌードルショップのオーナーであるメイ・リューさんは、エムヌードルショップの前シェフであるウェイ・ワンさんが新しくオープンしたレストラン、ウェイ・ウィリアムスバーグでもエムヌードルショップと同じ「オーサム・チキン」がメニューにあるため、レシピの盗作だとして訴えている。問題のメニューは両店共に12ドルで提供されている。
 訴えは同区の連邦裁判所で申請され、「ワンさんがレストランのレシピや調理技術、調理過程を含む機密情報を利用した」としている。リューさんは、この件により商標の乱用と不利な競争による弊害があったとしており、味についてはレシピが同じため検証する必要がないとしている。リューさんの弁護士であるマーク・カリシュ氏も「法廷で食べ比べは行われない」と述べている。

リューさんの「ファビュラス・ムーシューポーク」も、ワンさんの店で提供されているという