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共同通信
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【ウランバートル共同】モンゴルの首都ウランバートルで8日、政府高官の汚職疑惑やインフレに不満を持つ市民が大規模な抗議デモを行った。デモは連日続いており、気温が氷点下20度ほどまで下がる中、数千人がデモを繰り返している。
ウランバートル中心部の広場に、若者をはじめ多くの市民が集まった。中国への石炭輸出を巡り高官が不当に利益を得ていたとされる疑惑の真相究明を求めた。物価上昇率が15%を超える現状にも不満の声を上げた。
現地メディアによると、政府は石炭汚職に関係した高官の氏名公表を目指すと表明。議会も公聴会を開くと決めた。