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共同通信
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【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落し、前日比305.02ドル安の3万3476.46ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への警戒感が根強く、売り注文が優勢となった。
朝方発表された11月の米卸売物価指数の上昇率が市場予想より大きく、インフレ抑制のためにFRBが金融引き締めを長期間続けることへの懸念が強まった。原油先物相場が下落し、石油関連株が売られたことも相場を押し下げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、77.38ポイント安の1万1004.62。