ウクライナ向け洋上発電計画

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共同通信
トルコのカルパワーシップ社の火力発電船(同社提供・共同)

 【イスタンブール共同】ウクライナ向けに黒海洋上の火力発電船から近隣国を経由して電力を供給する計画をトルコ企業が9日、明らかにした。関係当局と交渉中で、実現すれば30万キロワットの電力を供給できる。戦時下にあるウクライナの環境では100万世帯に相当するという。

 ロシアは10月以降、ウクライナ各地のエネルギー施設への攻撃を繰り返している。ウクライナ当局は復旧を急ぐが、電力施設が十分に稼働できない状況が続いている。

 複合企業カラデニズ・ホールディング傘下のカルパワーシップ社によると、ウクライナの電力会社ウクルエネルゴから要請を受けた。