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共同通信
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北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(63)は10日、共に拉致された母ミヨシさん=失踪当時(46)=をはじめとする拉致被害者の早期救出を訴えるため、地元の新潟県佐渡市の佐渡汽船両津港で署名活動を行った。
佐渡市職員や曽我さんを支援する団体のメンバーら数人とともに、船の利用客らに署名を呼びかけた。曽我さんは拉致被害者家族の高齢化について「一日一日が大切な時間。いてもたってもいられない気持ちになる」と危機感を強調。岸田首相に対し「(拉致被害者)全員が家族のもとに帰ってこられるよう、これまで以上に力を出していただきたい」と訴えた。今年は帰国から20年の節目。