ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長が20日、7月4日独立記念日を祝う恒例の花火の打ち上げを、昨年と同じイースト川にて行うと発表した。
花火の打ち上げがハドソン川沿いで行われると、対岸のニュージャージー州側からも花火を楽しむことができるため、昨年は同州とジャージーシティ市長より非常に残念だ、という連絡を受けていた。
今年は、ニュージャージー州やいずれの区や市からもコメントは発表されていないが、ブルックリン区長は、「ニュージャージー州からの批判や意見は受け入れる用意がある」と述べている。
打ち上げは以前にもイースト川で行われていたが、昨年までの過去5年間はハドソン川で行われていた。またメイシーズ主催のニューヨークの独立記念日の花火は全米で一番規模の大きなものとなるため、予算や経済効果などを含め、その開催に関しては一挙一動が毎年注目されている。
ハドソン川より本拠地を久々に戻した昨年の花火打ち上げは、ブルックリン橋をメインに、荷船3台を投じた。今年はメインの打ち上げ場所はそのままに、荷船が5台になる予定だ。クイーンズ区のアストリア、ロングアイランド・シティ、サニーサイド、またブルックリン区のウイリアムスバーグ、グリーンポイント、ブッシュウィックがベストスポットとなる。