日米カウンセリングセンターを開設しているNPO法人のハミルトンマジソンハウスは18日、5番街の13丁目にあるマンハッタンペントハウスで第4回目となるファンドレイズディナーを開催した。同センターは、米国北東部において初の、日本人のための外来メンタルヘルスクリニックとして知られている。
当日は、北米三菱商事、ニューヨーク日本商工会議所JCCファンド、米国三井物産基金、米国伊藤忠商事、北米伊藤園など同法人を支援する医療関係者や日系企業の約120人が参加した。
参加者への感謝を伝えると共に、センターへのこれまでの支援を讃え、ニューヨーク日系人会会長(JAA)のスーザン大沼氏をはじめ、米国伊藤忠商事、米国三井物産基金にそれぞれトロフィーが贈られた。
同センター所長の松木史氏は、同センターを続けていけるのは多くの企業や人々の協力によるものとし、「今後もより良いカウンセリングをしていけるよう務めます」と語った。
同センターは1983年に設立され、健康保険の未加者でも精神面での治療が受けられる診療所として在米日本人を支援している。また、母体であるハミルトン・マディソンハウスは、117年の歴史を持つ社会福祉団体。