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共同通信
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【ワシントン、キーウ共同】米政府は、ロシアの侵攻を受けるウクライナの防空能力強化のため、米軍の主力地対空ミサイル「パトリオット」を供与する調整に入った。週内にも最終決定する。複数の米当局者の話として、米主要メディアが13日に一斉に報じた。
米紙ワシントン・ポストによると、パトリオットの最大射程は160キロ。弾道ミサイルや巡航ミサイル、航空機を撃墜可能で、ウクライナが現有する防空システムよりも射程が長く高性能とされる。米CNNテレビによると、供与が決まればパトリオットは数日中に輸送され、ウクライナ兵がドイツの米軍基地で使用方法の訓練を受ける。