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共同通信
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奈良県天理市の住宅で9月、女性と次男の遺体が見つかった事件で、県警が2人に対する殺人容疑で、遺体が発見される数時間前に交通事故を起こし死亡した30代長男を近く書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で14日、分かった。
捜査関係者によると、長男は、母親の会社役員北田二三子さん(59)=天理市=と次男の会社員伸也さん(29)=京都府木津川市=の首を刺し、殺害した疑いが持たれている。長男は二三子さんと同居していた。
県警によると、9月1日未明、乗用車を運転していた長男が、奈良市内の名阪国道でタンクローリーに衝突し死亡した。