グリニッジビレッジの「フィガロ」再オープン 伝説的コーヒー店がカクテルバーに

 

 

グリニッジビレッジの「フィガロ」再オープン

伝説的コーヒー店がカクテルバーに

 

フィガロカフェの外観=2022年7月(Photo: グーグルストリートビューよりスクリーンショット)

 

 グリニッジビレッジのブリーカー・ストリート184番地(マクドゥーガル・ストリート)にある伝説的コーヒー店「ル・フィガロカフェ」が先週末、料理に重点を置いたカクテルバー「フィガロカフェ」として再オープンした。タイムアウトが12日、報じた。

 1957年にオープンしたオリジナルの店には、50~60年代にかけて、ジャック・ケルアック、アラン・ギンズバーグ、ルー・リード、アル・パチーノら各界の著名人が通った。フランスの日刊紙「ル・フィガロ(Le Figaro)」にちなんで名付けられた同店は、2008年に閉店するまでの間、ビート世代の行きつけの場所だった。

 新たな経営者は、マリオ&マルタ・スカリッチ夫妻とパートナーのフローレンス・ザボクリツキー氏。マティーニをはじめ、フィガロ・ネグローニやアッパーズ&ダウナーズなど、様々なカクテルを提供し、フラットブレッド、厚切りベーコンのチーズフォンデュ、オイスターとエビのカクテルなど、フードメニューも豊富だ。ポルト・リコ・コーヒーと提携し、ジャワコーヒーを提供することで、過去へのオマージュを表している。

 25フィートの新しいカウンターバーや大きな鏡、青い椅子、広い長椅子が設置された店内は、以前の店舗と少し趣が異なるものの、50~60年代にかけて発行された「ル・フィガロ」誌の原版が壁に貼られたまま残されている。

 


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