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共同通信
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【ソウル共同】在韓米軍が14日、「宇宙軍」を立ち上げた。北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させる中、衛星を用いた監視や探知能力を強化する狙い。韓国の尹錫悦大統領は宇宙分野で米韓の安全保障協力を深める方針で、韓国国防省は15日の記者会見で「韓米の宇宙作戦の能力強化に大きく寄与する」と歓迎した。
ソウル南方の烏山米空軍基地では14日、記念式典が開かれた。初代司令官に就任したマッカリオン中佐は「わずか77キロ北には必要であれば打ち負かさなければならない(北朝鮮の)脅威が存在する。われわれの宇宙戦闘能力は敵の侵略を抑止するのに役立つ」と強調した。