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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ最高会議の人権委員会は14日、ロシア軍から奪還した南部ヘルソンで、同軍が設置した子供用の「拷問部屋」が10カ所見つかったと明らかにした。子供用の拷問部屋の存在が明らかになったのは、ロシアによる侵攻後初めてとしている。人権委によると、拷問部屋は大人用の部屋と同じ建物に設置されていた。
ロシア軍に抵抗した子供が拘束されていたとみられ、14歳の少年が破壊されたロシア軍の装備を写真撮影して連行された例もあった。
食事はほとんど与えられず、水も1日おきの支給で「親はおまえを見捨てた。家に帰ってこない」などと心理的圧力も加えていたという。