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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、同国で戦略兵器開発を担当する国防科学院が15日午前に金正恩朝鮮労働党総書記の指導の下、北西部東倉里の西海衛星発射場で高出力の固体燃料エンジンの地上燃焼実験を行い、成功したと報じた。金正恩氏は、2021年からの国防5カ年計画が掲げる戦略兵器部門の最優先五大課題を実現するための「また一つの重大問題を立派に解決した」と評価した。
金正恩氏は固体燃料の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発するとの目標を既に示しており、これの実現に自信があることを強調した形だ。