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共同通信
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【バンコク共同】来年5月までに実施されるタイ総選挙に向け、各党の動きが本格化してきた。最大野党「タイ貢献党」は、タクシン元首相の次女ペートンタン氏(36)を「選挙の顔」にして大勝を期す。ただ妊娠が判明し、選挙戦に支障が出るとの声も上がる。プラユット首相(68)は続投を目指し、新党に合流するとみられている。
タイ貢献党は今月6日の特別会合で、1日当たりの最低賃金を600バーツ(約2300円)に引き上げることを柱とした選挙公約を明らかにした。ペートンタン氏は「妊娠していることで強いエネルギーをもらっている」と語り、選挙戦を率いていく決意を示した。