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共同通信
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【サンフェルナンド共同】フィリピン伝統のクリスマス電飾のランタンづくりが盛んで、「クリスマスの首都」の異名を取る北部サンフェルナンド市で17日、10地区が直径約6メートルの巨大ランタンを出展し、美しさを競う「ジャイアント・ランタン・フェスティバル」が開かれた。新型コロナウイルス禍で集会形式の開催は2019年以来。
パンダラス地区のランタンはピンクを基調に「性の平等」を表現した。同性愛者のエドセル・ミランダ地区長(51)は「選挙で選ばれたのに、今もからかわれる」と明かし、「人々がランタンの光に導かれ、同性愛者の能力に気づくよう願いを込めた」と訴えた。