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共同通信
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26人が犠牲となった大阪・北新地ビル放火事件は17日、発生から1年となった。「気持ちの整理は付かない」「忘れない」。冷たい雨が降る中、現場ビルを訪れた人たちは、奪われた26人の命を思い、静かに目を閉じて手を合わせた。
「会いに来たよ」。和歌山市の男性会社員(25)はビルの前に立ち、犠牲となった専門学校時代の先輩に伝えた。「気持ちの整理が付かず、1年の節目で思い切って足を運んだ」と心境を明かした。
放火された「西梅田こころとからだのクリニック」の元患者も訪れ、亡くなった西沢弘太郎院長=当時(49)=らに祈りをささげた。