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共同通信
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【チュニス共同】北アフリカのチュニジアで実施された議会(定員161)選挙は17日夜、投票が締め切られ、開票が始まった。選挙管理委員会の発表によると、暫定投票率は8.8%にとどまった。投票を呼びかけていたサイード大統領には打撃。強権化を進めるサイード氏に反対する主要政党が選挙をボイコットしていた。
大統領権限を拡大する新憲法の是非を問う7月の国民投票の投票率も30.5%と低調だったが、さらに下回った。サイード氏の支持離れが浮き彫りになった。国民に広がる政治不信も影響したとみられる。
選挙結果は20日までに公表される。