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共同通信
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【台北共同】台湾南西部・嘉義市長選の投開票が18日実施され、最大野党の国民党の現職、黄敏恵市長が与党、民主進歩党(民進党)の候補者らを破って再選を果たした。先月26日の統一地方選で実施される予定だったが、候補者死亡により延期されていた。22の県・市長が確定した。
国民党は総統選と立法委員(国会議員)選に連敗中。だが、2024年1月に予定される総統選の前哨戦だった統一地方選での勝利で勢いを得て、巻き返しを目指す。朱立倫党主席(党首)は北部・新北市長選で民進党候補に大差をつけて再選を果たした侯友宜市長を軸に総統候補選びを進めるとみられる。