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共同通信
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自民党の森山裕選対委員長は18日、衆院小選挙区「10増10減」に伴う候補者調整を巡り、小選挙区で落選し、比例代表で復活した回数の多い議員の支部長就任は慎重に検討する方針を表明した。長野市で講演し「比例での当選が多い方は、県連から申請があっても、もう一度党本部でしっかり考える。そうすることが自民党を強くする」と述べた。
同時に「衆院は常在戦場だ。(支部長は)できるだけ早く決めることが大事だ」と強調した。
比例復活議員を巡っては「どういう日常活動をしているのか聞く」とも語った。小選挙区で当選を重ねている議員らについては「(支部長就任に)異論はない」とした。