最大8%の従業員削減

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共同通信
米ゴールドマン・サックスの本社ビル=16日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は16日、米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)が最大4千人の従業員削減を検討していると報じた。これは従業員全体の約8%に当たる。関係者の話としており、最終的な削減人数は決定していないと指摘した。

 米国が景気後退に陥るとの懸念が強まっている中で、収益性を改善するのが狙い。近年の経営多角化の中で消費者向け金融事業が多額の損失を出しており、膨らんだ従業員数を減らしてコスト削減を進めるのが必要と判断したとされる。

 GSによると、今年9月末時点の従業員数は4万9100人となり、2018年末時点と比べて34%増えた。