劇作家のLINE、証拠提出

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共同通信
劇作家谷賢一さんから受けたとするセクハラ被害について、オンライン記者会見で説明する大内彩加さん=20日午後

 東京電力福島第1原発事故を題材にした作品で知られる劇作家谷賢一さん(40)からセクハラを受けたとして、損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした主宰劇団所属の大内彩加さん(29)が20日、オンラインで記者会見し、谷さんから送られたLINE(ライン)の内容を公表した。体に触りたいとの内容が書かれ、訴訟で証拠として提出する方針。

 谷さんは自身のホームページ上で大内さんへのセクハラ行為を全面的に否定している。所属事務所は「訴状が届いておらず、内容を正確に把握できていない。現時点での取材対応はお断りする」とのコメントを出した。