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共同通信
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国民生活センターは21日、乳幼児が加熱式たばこを誤飲する事故が後を絶たず、近年では金属片を内蔵したものを飲み込む事例も発生しているとして、親族の家に行くなど普段と環境が変わる年末年始を前に注意喚起した。誤飲した場合、水分にニコチンが溶け出すと体内に吸収されやすくなるとされ、水や牛乳を飲ませないよう呼びかける。
国民生活センターによると、たばこ1本には吐き気などをもよおす可能性がある量のニコチンが含まれている。また、長さ約12ミリ、幅約4ミリの薄い金属片が内蔵された商品も2021年から販売され、飲み込むと口や臓器を傷つける恐れがある。