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共同通信
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【香港共同】中国で厳しい行動制限を伴う新型コロナウイルス対策が大幅に緩和されたことを受け、現状のまま社会活動を再開した場合、100万人当たりの死者が684人に達する可能性があると予測する研究論文を、香港大の研究者らが21日までに公表した。査読前の論文を扱う医学関連サイトに14日付で掲載された。
論文は、中国の多くの地方で医療体制が追い付かなくなり、要入院患者数が受け入れ可能人数の1.5~2.5倍になると分析した。
4回目ワクチン接種率85%で、抗ウイルス薬治療を受けられる人が60%に達すれば、死者は448~503人にまで減らすことが可能だと指摘した。