反ワクチン団体理事ら5人有罪

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共同通信
東京地裁

 新型コロナのワクチン接種会場に押し入ったとして、建造物侵入罪に問われた反ワクチン団体「神真都Q会」理事倉岡宏行被告(44)=東京都大田区=ら5人に対し、東京地裁(平出喜一裁判長)は22日、有罪判決を言い渡した。倉岡被告は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)とした。

 起訴状によると、5人は東京都新宿区などの接種会場に侵入したとされる。他4人への判決は、埼玉県ふじみ野市の三輪麻希子被告(50)と同県三郷市の平野博被告(49)が懲役1年、執行猶予3年で、千葉県市川市の中川昇被告(65)と東京都豊島区の高野珠里被告(41)が懲役10月、執行猶予3年。