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共同通信
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【ワシントン共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は21日夜(日本時間22日午前)、米議会の上下両院合同会議で演説し、欧米による軍事、経済的な支援は「慈善行為ではなく、世界の安全保障と民主主義への投資だ」と訴え、協力を要請した。第2次大戦中のチャーチル英首相の言葉になぞらえて「決して降伏しない」と侵攻を続けるロシアへの徹底抗戦を宣言した。
米国を中心とする民主主義国と、ロシアをはじめとする専制主義国の戦いの最前線にウクライナが位置するとアピール、一層の支援を引き出す狙いとみられる。
議員やバイデン政権の閣僚に盛大な拍手で迎えられ、米国の支援に謝意を重ねた。