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共同通信
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2019年に愛知県豊田市で小学6年の女子児童2人が自殺した問題を巡り、同市の太田稔彦市長が遺族と面会したことが22日、関係者への取材で分かった。2人へのいじめに関わった加害児童への指導を遺族が求めたのに対し、市長は自殺を防げなかったことを謝罪したものの、指導は困難との見解を伝えた。
関係者によると、面会は22日に非公開で実施。市長は既に加害児童が市教育委員会の管轄を外れていることに触れ、現行の法制度上、指導はできないと説明した。制度上の不備などについて国に働きかける案にも言及したという。