政権内で閣僚交代案が浮上

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共同通信
首相官邸

 岸田政権内で来年1月下旬の通常国会召集までに一部の閣僚を交代させる案が浮上していることが分かった。「政治とカネ」問題がくすぶる秋葉賢也復興相らが想定されている。岸田文雄首相は23日の2023年度予算案の閣議決定を踏まえ、実施時期を含めて最終判断する。複数の政権幹部が22日、明らかにした。

 内閣支持率低迷が続く首相は来年4月の統一地方選や5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を見据え、通常国会では予算案を早期成立させ、政策実現で求心力回復を図りたい考えだ。

 首相は10日の記者会見で「現時点で内閣改造について私自身、全く考えていない」と述べていた。