科学をより身近に感じ、興味を持ってもらうためのイベント「ギーク・ストリートフェア」がグーグルによって5月28日、グリニッチビレッジのガンズブール・プラザで開催された。
今回のフェアでは多くの企業がブースを出展し、ロボットや電子楽器の展示、宇宙科学のデモンストレーションや科学実験などが行われ、来場者参加型の展示会となった。科学、技術、工学、数学と幅広い分野に関する実験を実際に行ってもらうことで、子どもたちの科学に対する興味を高めた。
グーグルニューヨーク対外部門担当のウィリアム・フロイド氏は「科学は私たちの生活の一部だということを分かってもらい、恐れるのではなくそこから関心を持ち、研究にのめり込んでいくきっかけとなることを目的としている」と話し、「そこから“科学オタク”が生まれてくれれば」と続けた。
サイエンスフェアを訪れた子どもたちは最新の技術を使ったゲームや3Dプリンターなどに触れることができ、訪れた7年生の男児は「世界を変える力のある科学を自分の目で見ることができた」と感想を述べた。
リバティ・サイエンスセンターのメゲン・ブラウン氏は、子どもたちに科学の楽しさや奥深さを知ってもらいたいとイベントを振り返っている。