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共同通信
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【キーウ共同】ロシアの侵攻で戦禍にあるウクライナのクリスマスが今年は様変わりした。例年の街頭を飾る大きなツリーは、攻撃目標になるのを避けるため各地で設置が取りやめに。プレゼントを買うお金を、今年は軍への寄付に充てる人が多いとの調査も。正教の伝統からウクライナやロシアは1月7日にクリスマスを祝うのが主流だが、欧米と同じ12月25日を祝う風潮も高まり、ロシア離れの表れと指摘されている。
首都キーウ(キエフ)近郊ブチャ中心部の広場では、巨大なツリーに電飾を取り付けていた。ブチャでは今年3月のロシア軍撤退後に、虐殺が疑われる遺体が多数見つかった。