NY株反発、176ドル高

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共同通信

 【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比176.44ドル高の3万3203.93ドルで取引を終えた。原油先物相場の上昇を受けて石油株などの恩恵を受けやすい銘柄が買われ、相場を押し上げた。

 原油先物相場はロシア産原油の供給減少で需給が逼迫するとの見方から上昇。また、この日発表された11月の新築住宅販売戸数が堅調だったことも材料視された。

 一方、11月の個人消費支出(PCE)物価指数の前年同月比上昇率は縮小したものの、米連邦準備制度理事会が目指す2%を引き続き大きく上回った。